22歳遊撃手の勝利決める超美技に絶賛の声「魔法」「リーグ最高のショート」
9回2死で飛び出した驚異的美技はサヨナラ弾に匹敵? 「すぐにGG賞与えるべき」
ブルワーズの22歳の遊撃手、オーランド・アルシア内野手が22日(日本時間23日)の本拠地パイレーツ戦でチームを救う超美技を見せた。ピンチで試合を終わらせ、4-3の勝利に導いたプレーに絶賛の声が上がっている。
1点リードの9回、ブルワーズは2死二塁のピンチを迎えた。一打同点の場面で、パイレーツのジェイソがセンターへ抜けようかという痛烈なゴロを放つ。二塁ベースの右側を通過する打球。しかし、遊撃のアルシアがこれに追いつくと、ライト方向に体が流れながらも1回転し、最後はジャンプしながら一塁に投げた。
体勢が不完全だったとは思えない強烈な送球はワンバウンドとなったが、一塁手のテームズがすくい上げて試合終了。試合を中継していた地元TV局の実況は「アウトだ! なんてことだ! オーランド・アルシアとエリック・テームズによるとんでもないプレーだ!」と絶叫。解説者も「信じられない男だ。この男にすぐにゴールドグラブ(GG)賞を与えるべきです」と絶賛した。
ブルワーズは1点を死守し、逃げ切りに成功。MLB公式サイトのツイッターもこの動画を紹介し、「あなたは、サヨナラホームランとこの魔法のプレーと、どちらでゲームを終わらせたいですか?」と言葉を添えた。サヨナラ弾に値するほどの価値がある美技だったと評価している。
ファンも大興奮で、ツイッターのコメント欄には「リーグで最高のショートだ」「魔法だ!!」「アルシアはあっという間にリーグ最高のショートの1人になった」「これはセクシー」など称賛の声が相次いでいる。