4番筒香、昨年爆発の7月に復活なるか…DeNA、リーグ再開後の鍵は?
23日からリーグ再開、3位DeNAは井納が初戦に先発へ
DeNAはリーグ戦が再開する23日から、敵地神宮でヤクルトと3連戦に挑む。
現在3位につけているDeNAのラミレス監督は、首位の広島と9ゲーム差、2位の阪神にも6ゲーム差と開けられていることもあり、下位チームとの対戦を重視している模様。最下位のヤクルトとの3連戦は残り17試合となった前半戦でも重要なカードとなりそうだ。
先発は首脳陣からの信頼が厚い井納。成績は2勝4敗と黒星先行も、大崩れしない安定感と、長いイニングを投げられるスタミナが大きな武器。今季1度ある完投は5月5日のヤクルト戦(横浜)で、今季最多の124球を投げて7安打1失点で1勝目を飾っている。左肘の不安で戦列を離れていたエース左腕の石田も交流戦期間の終盤に復帰しており、ヤクルトとの3連戦で登板する可能性もある。
打線では、ここまで6本塁打の4番・筒香は昨夏に大爆発。特に7月は3試合連続2発など打率.429、16本塁打、31打点をたたき出しており、今年も夏が近づき気温の上昇とともに本来の打棒復活へと期待がかかる。打点リーグトップタイ(53)のロペス、打率トップの宮崎(.342)らの活躍で打線は活気づいており、リーグ戦でも勢いが持続するかがポイントとなりそうだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count