巨人が9回に逆転、石川がプロ初サヨナラ打 先制された試合21連敗で止める

交流戦明けは初勝利…9回に陽岱鋼が同点打、石川が勝ち越し打

 巨人は25日、本拠地での中日戦に4-3でサヨナラ勝利。リーグ再開最初のカードは中日に2連敗を喫していたが、9回に陽岱鋼のタイムリーで同点に追いつくと、代打・石川がプロ入り初のサヨナラ打。土壇場の逆転劇で交流戦明け初勝利を挙げた。

 先発の山口俊は4回にゲレーロに先制弾を浴びる。打線は5回に陽岱鋼のソロ弾で同点に追いつくも、山口俊は6回に1死ニ、三塁のピンチを背負う。藤井はスクイズ失敗かと思いきや、ワンバウンドで捕手・小林が捕球できず。記録は三塁走者・大島の本盗で中日が勝ち越した。さらに、2死満塁となってから先発・柳がタイムリー内野安打。2点差に広げられた。

 巨人は6回、坂本のタイムリーで1点差とするも、ルーキー柳から3点目が奪えない。8回は岩瀬、又吉に抑えられた。

 しかし、9回。中日守護神・田島から先頭マギーがツーベース。続く陽岱鋼のタイムリーで、代走の重信が一気に生還して同点に追いついた。村田は四球、亀井は右飛で1死一、三塁に。最後は石川のセンター前ヒットでサヨナラ勝利を飾った。

 交流戦明け初勝利。石川はお立ち台で涙を流した。巨人は先制された試合で21連敗中だったが、これを止めた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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