松井秀喜氏、NYで壮絶投手戦のダルビッシュと田中将大に「素晴らしい投手」

かつての自身の本拠地で「100年で2度目」の投手戦、特別な感慨は「ない」も…

 巨人、ヤンキースで活躍した松井秀喜氏が、23日(日本時間24日)の試合で壮絶な投手戦を演じたダルビッシュ有投手(レンジャーズ)、田中将大投手(ヤンキース)を「素晴らしいピッチャー」と称えた。

 メジャーでの初対決が実現した試合では、ダルビッシュが7回2安打10奪三振無失点、田中が8回3安打9奪三振無失点と一歩も譲らずに降板。試合は日本人右腕2人が降板後に両軍が点を取り、最後は延長10回の熱戦の末に2-1でヤンキースが勝利した。

 かつてESPNで記録調査員を務め、現在は「RiverAveBlues」に寄稿するケイティ・シャープ記者は、メジャー過去100年で両軍先発が、3安打以下、9奪三振以上、無失点の投げ合いを演じたのは、1968年8月26日セネターズ-ツインズ戦以来2度目の出来事だったとツイッターで紹介。まさに歴史的な一戦となった。

 25日に「松井55ベースボールファウンデーション」のイベントでジャイアンツ球場で親子向けの野球教室を実施した松井氏は、この試合を見ていなかったというが、当然、結果は知っている。自身のかつての本拠地ヤンキースタジアムで日本人投手2人が極上の投球を見せたことについて、特別な感慨などについては「それはないですよ」と言いつつ「2人とも素晴らしいピッチャーだということです」と話した。

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