イチロー、米史上最年長中堅スタメン43歳246日! 先制ホームで勝利貢献
殿堂選手リッキー・ヘンダーソンの43歳211日を抜く
マーリンズのイチロー外野手が25日(日本時間26日)、本拠地でのカブス戦に「1番・中堅」で先発。6月11日パイレーツ戦以来となる先発出場で、1回に先制ホームを踏み、勝利に貢献した。また、MLB公式サイトによると、43歳246日でのセンター先発出場は、リッキー・ヘンダーソン(43歳211日)を抜いてメジャー史上最年長記録となった。チームは4-2で勝利した。
背番号51が、また新たな記録を打ち立てた。この日は正中堅手のイエリッチに休養日が与えられ、代わりにイチローが中堅で先発し、メジャー史上最年長記録を更新した。そのイチローは、第1打席にカブス先発モンゴメリーがカウント1-1から投げた3球目を振った。平凡な遊ゴロに終わるかと思いきや、守備の名手で知られるカブス遊撃ラッセルが捕球しながらも落球。ラッキーな失策で出塁すると、後続の四球で二進した後、4番オズナのタイムリーで先制ホームを踏んだ。
その他の打席は、投ゴロ、遊ゴロ、一ゴロで4打数無安打1得点。打率は.200。
カブス上原浩治投手、マーリンズ田澤純一投手は、いずれも登板せず。期待された2年ぶりのイチローVS上原の対決は実現しなかった。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count