初実戦の西武新助っ人、実力は? 直球の球速は「見た目より遥かに出た」

潮崎2軍監督「ピンチになった時にどうなるかも見たい」

「完全に慣れるまでにはもう少し時間がかかるかもしれないが、今日の内容は決して悪くないと思っている。(アウト数の)約半分がゴロでのアウトだったのも、自分のスタイルにピッタリだった。僕個人としては、理想通りのピッチングができたと思っている」と、笑顔を見せた。

「今日ある程度、抑えたことは評価できるが、打たれた時、ピンチになった時にどうなるかも見たい部分。その意味で、次の登板でどんなピッチングを見せるか、大きな注目だと思います」と、潮崎哲也・2軍監督。今後は、100球を目処に、来週中にもう1度2軍戦での登板機会を設ける予定。内容次第では、その後すぐに1軍マウンドの可能性も十分考えられそうだ。

「明日からまた、しっかりと調整して、1日も早く一軍の戦力になりたい」。背番号『69』も、“助っ人”となるべく、次回登板への意欲に燃えていた。

【了】

上岡真里江●文 text by Marie Kamioka

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