ドジャース新人が今季6度目の1試合2本塁打、マグワイアのMLB記録に王手

驚異の新人ベリンジャー、チームも17試合連続で本塁打を記録し6月43発

 今季は新人選手が目覚ましい活躍を見せている。ア・リーグではヤンキース外野手アーロン・ジャッジが26本塁打でリーグ最多本塁打を記録。打率.332もリーグトップを争う数字だ。そのジャッジに引けを取らない活躍をナ・リーグで見せているのが、ドジャース新人コーディ・ベリンジャー。21歳外野手は25日(日本時間26日)、本拠地でのロッキーズ戦で2本塁打を放ち、今季6度目の1試合2発を記録。これで1987年にマーク・マグワイアが達成した7度というMLB新人記録に王手を掛けた。

 ベリンジャーは3回に1点差に詰め寄る23号2ランを右中間席へ運ぶと、8回には5点リードに広げる24号2ランを右翼席へたたき込んだ。球団公式サイトによると、この本塁打でドジャースは17試合連続で本塁打をマークし、6月だけでも合計43本塁打が飛び出しているという。驚異の打撃でチームの記録をつないだ新人は「シリンダーにしっかり弾が込められている。攻撃も守備も並ぶ者がないほどだし、素晴らしいコーチのいる本当に才能あるチーム。今の状況は本当にスペシャルだよ」と、新人らしからぬ落ち着いてコメントしたという。

 この調子が続けば、両リーグともに新人選手が本塁打キングに輝くことも、決して夢ではない。ジャッジとベリンジャーの破壊力あるバットから目が離せなそうだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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