対ホークス16戦0勝11敗、雄星はなぜ勝てない? 鷹打線の攻略法とは
藤本打撃コーチが明かす攻略法、「超が3つ付くくらいに積極的に」
「パワーピッチャーなので、真っすぐ、スライダー(狙い)。左打者は絞りやすい。いい投手は2ストライクに追い込まれたら、なかなか打てない。積極的にいくというのはミーティングでも言っている。超が3つ付くくらいに積極的に」というのは藤本博史打撃コーチだ。
ソフトバンク打線は、菊池の球種を絞り込み、ファーストストライクからどんどん振りにいくことを徹底している。
振り返ってみると、初回先頭の川崎は1ボール1ストライクからの真っすぐを遊撃内野安打に。2回1死満塁からの今宮の一塁線を破る2点適時打は1ボール1ストライクからの3球目のスライダー、そして柳田の3ランは初球の真っすぐ。
見逃し2球で追い込まれた打者は3回1死二塁で右前適時打を放った川島だけだが、これも見逃しの後に3球連続ボールとなり、5球目を見逃してのもの。ソフトバンクの打者が、かなり早いカウントから打って出ていたことがよく分かる。