6歳の少年たちが「驚愕トリプルプレー」を完成!? 「素晴らしい野球本能」
「ティーボール」で“超美技”、MLB公式サイト「最高のプレーであることに変わりはない」
6歳の少年たちが完成させた「トリプルプレー」が、米国で大きな話題となっている。MLB公式サイトは「驚愕」「素晴らしい野球本能」と絶賛。“未来のスター”の超美技を動画コーナー「Cut4」で大きく取り上げた。
スーパープレーが飛び出したのは、アラバマ州で行われた「ティーボール」の大会だ。「ティーボール」とは、バッティングティーに置かれたボールを打者が打つことでプレーが始まるボールゲーム。ピッチャーがいないことが、野球やソフトボールとは大きく異る。
記事では「ティーボールの主な目的は子どもたちにスポーツへの興味を持たせ、楽しんでもらうためだ。しかし、最高のプレーであることに変わりはない」として、トリプルプレーの動画を紹介している。
無死一、二塁の場面で、バッターが打ったボールはライナーで三遊間に飛ぶ。すると、遊撃手がこれをキャッチ。二塁走者が飛び出したのを見て、すぐに二塁ベースを踏むと、一塁に送球。同じように飛び出していた一塁走者は戻りきれず、トリプルプレーが完成した。
「アラバマ州で行われた大会でアレックス・シティと対戦した際、内野手のジェイコブ・シェイディーが驚愕トリプルプレーの口火を切った。ジェイコブ・シェイディーはライナーを捕球、慎重に二塁を踏み、チームメートのジェイコブ・サーモンに送球し、驚愕の方法で回を終わらせた」
「Cut4」はこのように紹介。動画には、トリプルプレーが完成した瞬間に大歓声が上がり、飛び上がって喜んだ少年たちが颯爽とベンチに戻っていく様子が収められている。「6歳の子どもが持つ素晴らしい野球本能である。そして見事なチームワークだ!!!」。瞬時の判断力が光る好プレーとあって、同サイトは最後まで手放しで絶賛している。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count