ハム栗山監督、新助っ人ドレイクに期待大「プイグに近い雰囲気」
メキシカンリーグで今季打率.385、14本塁打、61打点
日本ハムの栗山英樹監督が、獲得が発表された新助っ人に高い期待を寄せた。メキシカンリーグのドゥランゴ・ジェネラルズに所属していたヤディル・ドレイク外野手との契約合意が発表され、29日のソフトバンク戦(ヤフオクD)の試合前に、指揮官は「動けるし、いい右バッター。早く来いって感じだね」と語った。
ドレイクは身長183センチ、体重90キロの27歳。キューバ出身の右投げ右打ちの外野手で、今年はメキシカンリーグで71試合に出場して打率.385、14本塁打、61打点の好成績を残しており、指揮官は「年齢的にも可能性があるし、メキシカンリーグの数字がすべてとは言わないけど、数字を残しているのは間違いないわけで、あれだけ打っているわけだから。VTR見る限りではいい選手」という。
「(ドジャースの)プイグに近い雰囲気があるかな。VTRだけで、実際に見たわけではないから、分からないけどね」とドレイクのイメージを語った栗山監督。4割をマークしていた近藤が椎間板ヘルニアの手術で、復帰まで3か月を要することになるなど、チーム状況は苦しい。起爆剤として期待がかかる新助っ人。指揮官は外野として起用する方針で「楽しみに待ってましょう」と、早期の来日を望んでいた。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)