ダルビッシュ、FA格付けで依然1位 田中将大は順位下げる 米サイト特集
米サイトが今オフFA選手を格付け、田中は8位から9位にランクダウン
MLBで球団によってはレギュラーシーズンが半分に達したチームも出ている中で米国の移籍情報サイトが今オフのフリーエージェント(FA)格付けを行い、レンジャーズのダルビッシュ有投手を1位に選出している。米最大の移籍情報サイト「トレードルーモア」が特集している。
同様の特集は現地5月18日にも行われており、ダルビッシュはその際も1位だった。ダルビッシュはここまで17試合に登板し、メジャー14位の防御率3.11。6勝6敗と白星は伸ばせていないものの、115奪三振は同10位、投球回107回は同6位、被打率2.05は同6位、WHIP1.08は同11位と上位につけている。
今オフでレンジャーズとの契約が切れ、FAとなるダルビッシュについて寸評では「素晴らしく、健康的なシーズンの真っただ中にいる」と評価。「30歳の右腕は現時点でメジャーの先発投手のトップ10に入っていないかもしれないが、オフにはそれらと同等の条件を得るだろう」と予想している。
また、2位にはタイガースのJ.D.マルティネス外野手、3位にはジャイアンツのジョニー・クエト投手、4位にはカブスのジェイク・アリエッタ投手、5位にはロイヤルズのエリック・ホズマー内野手、6位にはタイガースのジャスティン・アップトン外野手、7位にはロイヤルズのマイク・ムスタカス内野手、8位にはロイヤルズロレンゾ・ケイン外野手と続き、9位にはヤンキースの田中将大投手がランクインしている。
田中は長期契約の最中だが今季終了後にはオプトアウト(契約破棄)の権利があり、FAとなる可能性は残されている。同サイトの前回特集で田中は8位で、一時期の不調で順位を落とした形だが、今回の特集では後半戦の出来によってさらなる長期契約をつかめる可能性を指摘されている。
田中は今季16登板で6勝7敗、防御率5.56。5月14日のアストロズ戦から自身6連敗を喫していたが、ダルビッシュとの投げ合いとなった6月23日のレンジャーズ戦で8回零封と好投すると、同28日のホワイトソックス戦で51日ぶりの白星を挙げ、連敗を止めていた。また、10位にはヤンキースのマイケル・ピネダ投手が入っている。
(Full-Count編集部)