ハム新助っ人ドレイクは最速156キロの“二刀流”!? 「肩の強さは自信ある」

30日に入団会見を行った日本ハムのヤディル・ドレイク【写真:細野能功】
30日に入団会見を行った日本ハムのヤディル・ドレイク【写真:細野能功】

メキシコ代表の新助っ人は投手も経験あり、「チームのためなら何でもやる」

 キューバ出身の日本ハム新外国人ヤディル・ドレイク外野手(27)の入団会見が30日のロッテ戦の前にZOZOマリンで行われ、「アベレージヒッターだが、肩の強さは自信がある」と強肩をアピールした。

 同外野手は今年までメキシカンリーグで活躍。71試合で.385、14本、61打点だが、2015年から2年間は米大リーグ、ロサンゼルス・ドジャース傘下のマイナーでプレー経験もあり、マイナー通算139試合で打率.261、3本塁打、40打点をマークした。

 アメリカでプレーする前には投手もやっており、最速97マイル(約156キロ)と大谷ばりの二刀流で「チームのためなら何でもやる」と語った。2016年には「プレミア12」のメキシコ代表として来日しており「中田、大谷、山田」と、知っている日本人選手の名前も挙げ、「日本の野球はメジャーと同じレベルだと思う。自分の力を100パーセント発揮して、ファンを楽しませたい」と抱負を語った。

 就労ビザなどの手続きがあるが、メキシカンリーグでプレーしており、ブランクの影響もなく、「すぐにでもプレーできる」。栗山監督も「後半戦の巻き返しに必要な起爆剤」と期待している。

(細野能功 / Yoshinori Hosono)

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