衰え知らずのイチロー美技にNYメディアが絶賛「ゴールドグラブの流儀」

対戦相手ながらも惜しみない称賛の声「優雅さと気品」「GGの流儀」
29日(日本時間30日)、本拠地でのメッツ戦に「7番・左翼」で先発したマーリンズのイチロー外野手が、スーパーキャッチで本拠地ファンを魅了した。美技に魅せられたのはファンだけじゃない。敵地のニューヨークメディアも、背番号51のスライディングキャッチについて「優雅さと気品」「ゴールドグラブの流儀」と称賛している。
イチローが見せたスーパーキャッチは、ニューヨークでも絶賛された。6回表1死走者なしの場面で、レイエスの放った左翼ファウルゾーンへの大飛球に、イチローが猛ダッシュを見せる。ダートゾーンで土ぼこりを巻き上げながら滑りこむと、芸術的なスライディングキャッチを決めた。
敵地ニューヨークで中継している地元テレビ局「SNY」の実況は、このプレーに大興奮した。
「イチローがスライド! 凄まじいキャッチを成功させました。長い距離がありながらも、見事キャッチ。ゴールドグラブの流儀を見せつけました」