メジャー最年長イチロー、年齢“意識せず” 米地元紙で“衰え”否定
初めてMLB最年長も「自分は変わらない」、“皮肉交じり”に「3000安打より嬉しい」
現時点でメジャー最年長選手となったマーリンズのイチロー外野手が地元メディアに自身の老いや衰えを否定している。地元紙「マイアミ・ヘラルド」電信版が伝えている。
ブレーブスは先月29日(日本時間同30日)にベテラン右腕バートロ・コローン投手を戦力外とした。5月24日に44歳となっていたコローンがメジャー登録から外れたことで、43歳のイチローが自身初めてメジャー最年長となった。
これを受け、地元紙も「イチローは金曜日に目覚めた時、そのキャリアで初めてメジャー最年長選手となった」とレポート。記事ではイチローが“皮肉交じり”に「3000本安打よりも嬉しいですよ」と語ったことも紹介している。
またベテラン外野手は記事の中で「白髪はだいぶ増えましたが、フィールドでのことに関して、自分の感覚、身体の状況に関していえば、自分は変わりありません」と衰えを否定し、最年長となった年齢について「(年齢に関しては)本当に考えていません。そういう数字を見て、楽しむ人や喜ぶ人もいると思います。それ以外に関しては、僕は以前と同じ感覚なんですよ」と語っている。