上原浩治、救援では自身初3四球で1失点 一塁空いてない場面で投げずに敬遠も
一、三塁の場面で強打者ボットを敬遠し併殺で1点失う、カブスは2連敗
カブスの上原浩治投手は1日、敵地でのレッズ戦の7回に4番手で登板。1回1安打3四球1失点だった。敬遠も含まれているものの、3四球は救援では自身メジャー初。一塁が空いてない場面で強打者を敬遠する場面もあった。カブスは3-5で敗れ2連敗となった。
上原は1点ビハインドの7回に登板。先頭の俊足ハミルトンは3球で追い込んでから粘られ、最後はフルカウントから9球目の直球が外れて四球となった。続くジェネットは1ボール2ストライクから88マイル(約142キロ)の直球をセンター前に運ばれる。ハミルトンはあっという間に三塁に到達し、上原は無死一、三塁とピンチを背負った。
ここでマドン監督がマウンドへ。上原に丁寧に説明すると、一塁は空いてなかったが、強打者ボットは敬遠。今季から導入された、投げずに敬遠四球が適用された。
満塁のピンチとなり、続くデュバルは初球の87マイル(約141キロ)の直球で遊ゴロ。併殺に打ち取るも、三塁走者のハミルトンには生還を許し、2点差とされた。さらに、スアレスはフルカウントから再び四球。しかし、最後はシェブラーを86マイル(約141キロ)の直球でニゴロ。ボテボテのゴロを名手バエスが華麗にさばき、3アウトとした。
1回を投げて1安打3四球1失点。敬遠が含まれているとはいえ、3四球は、2009年4月13日のレンジャーズ戦(4四球)以来2度目。当時は先発だったため、救援としてはメジャー初の3四球となった。
この日は21球を投げてストライクは12球。防御率3.00となった。カブスはそのまま追いつくことができずに敗れた。
(Full-Count編集部)