投手復帰間近の大谷翔平、米移籍はいつ? 「今オフ可能性低し」と米報道

大谷、球団側はどのような決断を下すのか…米国も注目

 また、昨年度の海外アマチュアFA選手との契約で定められた金額の上限を超えたペナルティとして、今季は1つの契約につき、30万ドル(約3400万円)が上限とされるチームが11球団あるそうだ。アスレチックス、アストロズ、ブレーブス、カージナルス、カブス、ドジャース、ジャイアンツ、ナショナルズ、パドレス、レッズ、ロイヤルズがそれに当たる。

 以上のような状況を総合すると、今オフ各球団が大谷獲得に使える資金はわずか、もしくはほぼ残っていないということになる。記事では、今オフ移籍なら大谷が6桁=100万ドル以下の小額の契約を飲むか、どこかのチームが獲得のために節約しているか、あるいは制限対象外の25歳になる2年後に大型契約を結ぶか、いずれかの選択肢しか残されていないとしている。つまり、今オフのメジャー移籍の可能性は極めて低いだろう、という見解だ。

 ただし、この記事が前提としているのは、大谷が契約金額にこだわること。もし大谷が契約金額の大小にこだわることなく、自らの夢を最優先させるのであれば、現在所属する日本ハムと大谷の話し合い次第で、今オフの移籍に乗り切る可能性もある。たとえ、契約面での制約がなかったとしても、大谷自身シーズン前半を怪我で棒に振ってしまい、チームも5位と低迷するだけに、今オフは移籍に踏み切らない可能性もある。

 いずれにせよ、今オフは大谷と日本ハムがどんな結論を出すのか、米国からも熱い視線が注がれていることは間違いなさそうだ。

(Full-Count編集部)

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