米有名辛口記者が“万能”イチローを大絶賛「私はもっとイチローを見たい!」
敏腕シャーマン記者がベタ褒め「27歳からプレーしたのに3000安打達成だ」
6日(日本時間7日)カージナルス戦で2安打を放ち、通算3054安打を記録したマーリンズのイチロー外野手。歴代24位だったロッド・カルー(3053安打)を抜いて単独24位になると同時に、安打数で米国外出身選手では歴代単独1位となった。球史にその名を刻み続ける背番号51には、各方面から称賛の声が絶えないが、MLB専門チャンネル「MLBネットワーク」で米有名辛口記者も賛辞を送った。
同ネットワークの看板番組でもある「MLBトゥナイト」に出演したのは、舌鋒鋭い切り口で知られる「ニューヨーク・ポスト」紙のジョエル・シャーマン記者だ。イチローがカルーの記録を抜いたニュースを伝える番組で、司会者から「イチローは球史でどんな立ち位置にあるのか」と問われたシャーマン記者は、思いの丈を一気にまくし立てた。
「野球史において彼の存在はとてつもなく大きいもの。否定のしようがない特別な選手ですよ」
日本でプレーした後、2001年にマリナーズ入りしたイチローについて「彼はここ(メジャー)の選手だ」と断言。「200安打を何度も記録して、27歳からここでプレーを始めたのに3000安打達成だ」と驚愕の表情を浮かべた。