MVP外野手、自らビックリの美技!? 地面スレスレでダイビングキャッチ
マカッチェンが身体能力を生かした美技、MLB公式サイトも「素晴らしいダイビングキャッチ」
パイレーツのアンドリュー・マカッチェン外野手が、8日(日本時間9日)のカブス戦で抜群の身体能力を生かした美技を見せた。
試合が始まったばかりの初回に、敵地リグレー・フィールドがため息に包まれた。1回裏。先頭ゾブリストがカウント1-1から左中間へ鋭いライナーを放つ。マカッチェンはセンターから猛ダッシュすると、最後はダイビング。体をいっぱいに伸ばして、地面スレスレで打球をつかみ取った。
地元テレビ局の実況は「マカッチェンが倒れこんだ。そして、キャッチした!」と絶叫し、解説者も「これは偉大なプレーだ」と称賛。MLB公式サイトは「カッチ(マカッチェン)の素晴らしいダイビングキャッチ」と動画を紹介した。
グラウンドに座り込んだマカッチェンは笑みを浮かべ、自分でも信じられないといった表情でグラブを見つめる。救われた形の先発ノバも、マウンド上で首を振りながらホッと息を吐き出した。
2012年のゴールドグラブ賞受賞者で、13年にはナ・リーグMVPに輝いているスタープレーヤー。昨年は24本塁打も、打率.256、79打点とやや低調なシーズンに終わったが、今季は85試合出場で打率.295、16本塁打、49打点と打撃でも復調の気配を漂わせている。
この打球が抜けていれば、先制を許す可能性もあっただけに、先発ノバを救うビッグプレーに。結局、ノバは7回途中3安打2失点の好投で9勝目をマーク。チームは4-2で勝利した。