腰痛と発熱で2試合欠場のソフトB今宮、首位決戦へ「やれる。大事な2連戦」

ソフトバンク・今宮健太【写真:荒川祐史】
ソフトバンク・今宮健太【写真:荒川祐史】

豪雨で被害受けた大分・日田市へ「いいプレー、いいニュースを」

 ソフトバンクの今宮健太内野手が10日、ヤフオクドームで汗を流した。疲労性の腰痛と発熱により、8、9日の日本ハム戦(札幌D)を欠場していた今宮。この日は軽めながら、キャッチボールやノック、室内での打撃練習などを行い「問題ないと思います。(違和感が)ないわけではないですけど、やれる。大事な2連戦なので」と首位攻防となる11日からの楽天戦(ヤフオクD)への出場に意欲を示した。

 グラウンド上から届けたい想いもある。7月5日からの大雨により、九州北部の各地で被害がでた記録的な豪雨。大きな被害を受けた地域の1つ、大分・日田市は毎年オフに野球教室を行なっている思い出深い地で「お世話になっている場所。しっかりと何かしら与えられるように、いいプレー、いいニュースを届けられるようにしたい」と話した。

 この日、今宮の練習を見守った工藤公康監督は「実際に明日動いてみてからだね。本人は出たいと100%言うはず。そこは本人の考え半分、トレーナーの考え半分。最後は僕の考え100%」と慎重な姿勢。出場可否は当日の状態を見て判断されることになる。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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