楽天・福山は未だ驚異の防御率0.00 セパで防御率0点台継続する投手は?

セ・リーグは…

 牧田は自責点は3、2イニング投げた試合が5試合もあるなど、ロングリリーフもできる万能型だ。嘉弥真は、5月中旬に2軍落ちしたが、6月13日に再昇格してから13試合連続無失点。「勝利の方程式」に加わったが、5連投になる7月11日の楽天戦では久々に失点した。

 一方、セ・リーグの0点台は2人のみ。

高木勇人(巨)0.63(8試合1勝0敗0S0H、14.1回)
桑原謙太朗(神)0.74(37試合3勝1敗0S20H、36.2回)

 高木は4月19日には先発のマウンドに上がったが、6月以降は救援投手として好投を続けている。桑原は2015年に阪神に移籍、2016年は1軍登板がなかったが、今季はキャリアハイの37試合に登板し、わずか自責点3の好投。現在17試合連続無失点を継続中だ。

 2リーグ分立後、規定投球回数以上で防御率0点台は1970年の阪神・村山実(0.76)だけ、50イニング以上でも12人しかいない。松井裕樹は2015年に1度記録(72.1回で0.87)しているが、今年は何人がこの記録を達成するだろうか。

(広尾晃 / Koh Hiroo)

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