楽天・福山は未だ驚異の防御率0.00 セパで防御率0点台継続する投手は?

楽天・福山博之【写真:荒川祐史】
楽天・福山博之【写真:荒川祐史】

福山は36試合で自責0、大石も17試合無失点継続

 7月11日、ソフトバンクのクローザー・サファテが楽天戦の9回表に登板し、決勝点を奪われて負け投手となった。その裏には楽天の松井裕樹がマウンドに上がり、ピンチを迎えたものの無失点で切り抜け、26セーブ目を挙げた。

 試合前まで、両クローザーはともに防御率が0点台だったが、サファテは自責点1がついて1.02となった。

 パ・リーグには現時点で10試合以上登板して自責点が1.00未満の投手が5人いる。以下がその投手たちだ。

福山博之(楽)0.00(36試合5勝0敗1S15H、33.1回)
大石達也(西)0.00(17試合2勝0敗0S3H、17回)
松井裕樹(楽)0.23(38試合3勝1敗26S3H、39.2回)
牧田和久(西)0.69(35試合1勝2敗0S22H、39回)
嘉弥真新也(ソ)0.93(30試合1勝0敗0S6H、19.1回)

 福山は36試合、33.1回に登板していまだ自責点0、昨年9月28日のオリックス戦以来、36イニング連続で無失点を続けている。連続イニング無失点は、金田正一の64.1回、パ記録は杉浦忠の54.2回だから、まだ数字の開きがあるが、40回以上の無失点記録はすべて先発投手によるものであり、救援投手としては前代未聞の記録だ。

 大石は4月末に登録を抹消されたが6月23日に再昇格してから8試合連続無失点を続けている。松井裕の今季の自責点は4月29日、日本ハム戦の1だけ。失点も7月2日のソフトバンク戦だけであり、あとはほぼ完璧に抑えている。

セ・リーグは…

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