ジーターと「神様」ジョーダンが強力タッグ マーリンズ買収「交渉成立間近」

ジーター氏のグループにジョーダン氏が参戦「彼は初めから協力者」

 マーリンズ買収を目指す元ヤンキース遊撃手、デレク・ジーター氏の入札グループに「バスケットボールの神様」マイケル・ジョーダン氏が加わったと米複数メディアが報じた。ジーター氏はいったんは球団買収の基本合意に達したと伝えられながら、その後は話が進展せず。共同出資者だった元フロリダ州知事ジェブ・ブッシュ氏がライバルグループに加わり、“ピンチ”に陥ったとも地元メディアなどで報じられていた。

 ESPNは「デレク・ジーターがマーリンズ買収のための入札グループにマイケル・ジョーダンを追加」と伝えた。記事によると、ナイキ社を通じてつながりのある2人のスーパースターが強力タッグを形成したという。2014年に現役を引退したジーター氏だが、当時放映されたナイキ社のCMは大きな話題となった。打席に入るジーター氏に対して、多くの有名人やファンが帽子のつばを触る仕草で敬意を示すという内容で、“大トリ”で登場したのがジョーダン氏だった。

 ジョーダンのビジネスパートナーであるというエスティー・ポートノイ氏は、ESPNの取材に「彼は最初からデレクのMLBオーナーとなるための入札の協力者です」と話している。記事では、マーリンズ買収の入札に3グループが参加しているとMLBコミッショナーのロブ・マンフレッド氏が説明していること、ジーター氏のグループの入札が12億ドル(約1361億円)に達していることにも言及。一方、現マーリンズオーナーのジェフリー・ローリア氏は、13億ドル(約1474億円)を求めていると当初から伝えられている。

ジョーダン+ジーター+イチロー!? 1361億円入札で「交渉成立間近」

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