ハム大谷、1回1/3を4失点 今季初登板は自己最短降板、オリックスに初黒星

わずか29球で降板、日本ハムは3点を返すも追いつくことはできず

 日本ハムの大谷翔平投手が12日の敵地オリックス戦で今季初登板も、1回1/3を2安打3四球2奪三振4失点で、わずか29球で降板。日本ハムは3-6で敗れて3連敗を喫し、大谷に今季初黒星がついた。オリックス戦での黒星はプロ5年目で初となった。

 大谷は制球に苦しみ、先頭小島に四球を与える。それでも、続く駿太はフォークで空振り三振。吉田正は155キロの直球で一ゴロ併殺打に仕留めた。

 しかし、2回に乱れる。先頭ロメロを146キロのフォークで空振り三振も、小谷野には四球、マレーロは三塁への内野安打、T-岡田はライト前ヒットで満塁のピンチ。大城にはすべて外角低めに外れるボール球でストレートの押し出し四球を与え、ここで降板となった。

 2番手メンドーサが伊藤にレフト線への走者一掃の二塁打を浴び、大谷の失点は「4」に。最速は158キロ。1回1/3での降板は先発登板ではプロ最短。昨年10月22日の日本シリーズ第1戦・広島戦以来263日ぶりの1軍登板は29球で終わった。

 メンドーサは4回には小島にタイムリーを浴びる。日本ハムはオリックス先発金子から3回に中田のタイムリー、5回には松本の2点タイムリーで3点を返すも、その後は抑え込まれて敗戦。3連敗で前半戦を終えた。

(Full-Count編集部)

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