40M走破の超美技も話題に Rソックス外野手が守備指標で刻む驚異の数値
Rソックス・ベッツの今季のUZRが凄すぎる!?
メジャーリーグはオールスターブレークを終え、14日(日本時間15日)から後半戦がスタート。前半戦はヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手の圧巻の活躍に大きな注目が集まったが、守備指標で驚異的な数字を刻む選手がいる。レッドソックスのムーキー・ベッツ外野手だ。
MLBを代表する「5ツールプレーヤー」に成長したベッツは、前半戦だけで守備指標「UZR」18.3を記録。同じ右翼手では、2位のヤシエル・プイグ(ドジャース)が7.4で、2倍以上の差をつけている。外野手全体で見ても、いずれも中堅手のオドゥベル・ヘレーラ(フィリーズ)が2位の9.8、エンダー・インシアルテ(ブレーブス)が3位の9.5となっており、ベッツの数値は図抜けている。
また、ベッツ自身の昨年のUZRは17.8。15以上でゴールドグラブ級とされるUZRだが、今季の数値はまさに超人的だ。
昨季は打撃でも打率.318、113打点、31本塁打をマークし、MVP投票で2位に入ったメジャー屈指の万能外野手は、ダルビッシュが先発した今月4日(同5日)のレンジャーズ戦でも美技を見せた。
チリノスの右翼ファウルゾーンへのフライに対して猛ダッシュし、最後はスライディングキャッチ。MLBの解析システム「スタットキャスト」は打球が落ちるまでの時間6.1秒、打球到達地点までの距離129フィート(約39.9メートル)で、ベッツのスピードは29.5フィート/秒(時速32.37キロ)だったと算出。キャッチ確率は32%とはじき出していた。
50勝39敗の貯金11で、ア・リーグ東地区首位で前半戦を終えたレッドソックス。チームを牽引するベッツの走攻守全てに後半戦も注目が集まる。
(Full-Count編集部)