ダルビッシュは「○」、田中は「×」!? 米メディア予想、PO進出チームは…

レンジャーズは「2年連続となるプレーオフ進出の可能性はある」

 また、救援陣の不安要素についても言及。「2014年シーズンから、デリン・ベタンセスはリリーフで275イニングを投げており、大変な仕事量である。ベタンセスは270イニングを記録してから、防御率は12.60、WHIPは2.80となっている」。ブルペンを支える不動のセットアッパーの“勤続疲労”を危惧。最後は「今季ヤンキースの成功に関して偽りはない。しかし、ポストシーズン争いにはあと1年遠い」と結論づけている。

 一方、レンジャーズについては「ユウ・ダルビッシュ以外にローテーション入りしている投手を考えると、レンジャーズは最下位のチームとなるように思えるだろう。しかし、彼らの守備は素晴らしい。コール・ハメルズ、アンドリュー・キャッシュー、もしくはタイソン・ロスの成績が戻れば、2年連続となるプレーオフ進出の可能性はあるだろう」と予想。エースとしての働きを続けるダルビッシュの投球は計算できるだけに、その他の先発投手がカギになるとしている。

 さらに、「素晴らしい守備だけではなく、攻撃面で活躍を見せるレギュラー選手がいる」とも指摘。ダルビッシュは前半戦で打線の援護がなく苦しんだが、史上31人目の通算3000安打にも期待がかかる主砲ベルトレも復帰した打線には力があると見ているようだ。

 この他、記事ではアストロズ、インディアンス、レッドソックスが各地区の優勝チームになると断言。エンゼルスがワイルドカード1位、そしてレンジャーズがワイルドカード2位になると予想している。いずれにしても、対照的な前半戦を過ごしたエースのダルビッシュ、田中の後半戦の投球がカギになることは間違いない。

(Full-Count編集部)

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