首位独走のアストロズに痛手 攻守の軸コレアが親指手術で約2か月の離脱へ
快進撃を牽引してきた若きスター選手、親指の靭帯損傷で6~8週間離脱
ア・リーグ西地区を独走する首位アストロズの主力選手、カルロス・コレア内野手が左手親指の靭帯損傷で6~8週間離脱することになったと米複数メディアが報じた。手術が必要になるといい、復帰はシーズン終盤となりそうだ。
MLB公式サイトによると、アストロズが18日(日本時間19日)にコレアの離脱を発表。17日(同18日)のマリナーズ戦の4回にバットを振った際に左手親指を負傷して途中交代していた。記事では、今月4日(同5日)の敵地ブレーブス戦でヘッドスライディングした際に同箇所を負傷していたが、その後も出場を続けていたという。
コレアは記事の中で「あのスイングで、指に衝撃を感じたんだ。すごく痛かった。今日診察を受け、MRI検査では靭帯が損傷していた」と話し「明らかに失望している。でも、同時にどのようにコントロールできるかを考えたんだ。願わくば手術が成功し、リハビリに励み、9月終盤には復帰して、プレーオフではプレーしたい。最低でもね」と見通しを明かしている。
22歳のスター選手コレアは遊撃手として高い守備力を誇りながら、今季は主に3、4番を務め、チームの快進撃を牽引。打率.320、20本塁打、67打点という圧倒的な成績をマークし、初めてオールスターにも出場していた。
アストロズは現在、62勝31敗の貯金31で地区2位のマリナーズに15.5ゲーム差をつけて独走中。すでに地区優勝は確実な状況だが、コレアの離脱が大きな痛手となることは間違いない。本人が話すように、少なくともプレーオフでは完全な状態で復帰してもらいたいところだろう。
(Full-Count編集部)