イチロー「3056本でリッキー・ヘンダーソン超え」 地元メディアも続々速報
「史上最高の1番打者」を抜いて歴代単独23位に、「次は3060安打のビジオ」
マーリンズのイチロー外野手が18日(日本時間19日)、本拠地でのフィリーズ戦で8回に代打で登場し、技ありのレフト前ヒットを放った。メジャー通算3056安打として、リッキー・ヘンダーソン(通算3055安打)を抜いて歴代単独23位に浮上。「メジャーリーグ史上最高のリードオフマン」を超えたことを地元メディアも続々速報している。
イチローは1点ビハインドの8回に代打で登場。2死走者なしで39歳のベテラン右腕ベノワの外角高めへの94マイル(約151キロ)の直球を捉えた。巧みなバットコントロールでレフト前に落とす技ありの一打。マウンド上のベノワが思わず笑みを浮かべるヒットとなった。
歴代1位の1406盗塁&2295得点を誇り、「メジャーリーグ史上最高のリードオフマン」、「盗塁男」と呼ばれた名選手のヘンダーソンを抜いて、通算3056安打で歴代単独23位に浮上。この試合をレポートしたMLB公式サイトは、記事の中で「8回にイチロー・スズキが通算3056本目となるヒットを代打で放ち、(米データ会社)エリアスによると、リッキー・ヘンダーソンを抜いてMLB歴代単独23位に浮上した。次は3060安打で歴代22位のクレイグ・ビジオだ」と報じた。イチローがヒットを打った瞬間の動画も掲載している。
また、地元紙「マイアミ・ヘラルド」「サンセンチネル」もそれぞれ、同じようにイチローがヘンダーソンを抜いて歴代単独22位となったことを速報した。さらに、「FOXスポーツ・フロリダ」は「イチローが3056安打目で歴代23位となった」とツイート。こちらも動画へのリンクを貼っている。
続くゴードンは遊ゴロに倒れ、得点にはつながらず。チームも最後は2-5で敗れたが、イチローは7月は12打数5安打3四死球の打率.417と調子を上げており、打率は.230となった。
(Full-Count編集部)