12球団NO1の驚異的な「勝利の方程式」誇る楽天 各球団のブルペン事情は?
楽天の「勝利の方程式」は12球団NO1
○西武
シュリッター 40登板0勝2敗0S、26H、防御率1.56
牧田和久 36登板1勝2敗0S、23H、防御率0.68
増田達至 31登板1勝3敗19S、3H、防御率2.97
新外国人シュリッターが安定感ある投球を続けたことで、牧田の負担も減った。クローザーの増田は打ち込まれることもあるが、「勝利の方程式」が成立している。
○楽天
森原康平 29登板1勝3敗0S、13H、防御率4.50
福山博之 36登板5勝0敗1S、15H、防御率0.00
ハーマン 34登板2勝0敗1S、23H、防御率1.93
松井裕樹 40登板3勝1敗27S、3H、防御率0.22
新人森原はやや投球を覚えられた感があるが、福山がいまだ自責点0という空前の活躍。ハーマンも優秀、そして松井も自責点1という驚異的なクローザーぶり。まちがいなく12球団一の「勝利の方程式」だろう。
○オリックス
黒木優太 39登板5勝1敗1S、21H、防御率3.00
平野佳寿 38登板2勝5敗19S、7H、防御率2.87
ポストシーズンに進出した2014年の原動力となった救援投手陣が、平野を除いて崩壊。ルーキー黒木の頑張りはあるが、方程式は成立していない。
こう見ると、現在、パの2強を構成している楽天とソフトバンクは「勝利の方程式」が確立している。やはり優勝の決め手だと言えるだろう。一方、セ・リーグでも「勝利の方程式」を成立させている球団が上位にいる。ペナントレースの決め手と言ってよいだろう。