最年長“返り咲き”コロン、敗戦もジャッジ三振斬りが話題に「狡猾さの勝利」

ツインズでメジャー復帰したバートロ・コロン【写真:Getty Images】
ツインズでメジャー復帰したバートロ・コロン【写真:Getty Images】

ツインズでメジャー復帰、5回途中4失点も「策略を用いて」怪物斬り

 ツインズのバートロ・コロン投手が18日(日本時間19日)にメジャー復帰を果たし、ヤンキース戦に先発した。44歳のベテランは、マーリンズのイチロー外野手に代わってメジャー最年長選手に“返り咲き“を果たしたが、復活のマウンドでは苦戦。4回0/3を8安打3三振無四球4失点で敗戦投手となった。それでも、ヤンキースの若きスーパースター候補、アーロン・ジャッジ外野手を見逃し三振に打ち取った“幻惑”のピッチングが話題を呼んでいる。

 今季はブレーブスで開幕を迎えながら、2勝8敗、防御率8.14の不調で6月29日(同30日)に戦力外になったコロン。イチローに一時、メジャー最年長選手の座を譲っていたが、ツインズとマイナー契約を結ぶと、この日メジャー契約を結んで先発マウンドに上がった。

 しかし、「ビッグ・セクシー」の異名で知られるベテランのツインズデビューは、苦々しさを残すものに。4回途中までに82球を要して降板となった。それでも、百戦錬磨のベテラン右腕は“ジャッジ斬り”で大きなインパクトを残した。

 MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」では「ツインズデビューで、バートロ・コロンがベテランの策略を用いてアーロン・ジャッジを三振に仕留める」と特集を組んだ。コロンは初回、2死走者なしでジャッジと対決。相手は、後半戦に入ってから苦しんでいるものの、試合前の時点で打率.313、30本塁打、67打点をマークしているヤンキースの主砲。オールスターにも出場し、ホームランダービーでは優勝していた25歳の“超新人”だが、メジャー20年目の最年長男が手玉に取った。

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