最年長“返り咲き”コロン、敗戦もジャッジ三振斬りが話題に「狡猾さの勝利」
ツーシームに腰砕けのジャッジ、その後は2安打で復調気配
1ボール2ストライクと追い込むと、最後は86マイル(約138キロ)の“魔球”を披露。外角のボールゾーンに投じられたかと思われたツーシームは、急激に軌道を変え、ストライクゾーンに入ってきた。ど真ん中のストライクを見逃し、三振に倒れたジャッジも思わず腰砕けとなっていた。
記事では「彼は未だ袖の下に2、3の仕掛けを隠している。特に初回、ずる賢いベテランがホームランダービーのチャンピオン、アーロン・ジャッジを打ち取った時だ。狡猾さが勝利した。少なくともこの打席は… コロンはツーシームでジャッジを凍らせた」と伝えている。
しかし、コロンは3回のジャッジの2打席目はレフト前ヒットを打たれ、18歳差の対決は“引き分け”。2点リードで迎えた5回には先頭から3連打を許して同点とされ、降板となった。ジャッジをこの回にタイムリーを放ち、後半戦初打点をマーク。4打数2安打2打点2得点と復調の気配を見せた。
試合はヤンキースが6-3で勝利。コロンには黒星がついたが、ヤンキースの“超新人”を釘付けにした貫禄の“魔球”で、見せ場を作った。