女性来場者比率が増、定着するロッテの「スーパーレディースデー」
石川の言葉に二木「胸キュンしました」
球場外周ボールパークステージでは、レディースデー特別トークショーが行われ、石川と二木の両投手が登壇。石川が「二木、今夜は俺がだいてやるよ(富山弁で奢るという意味)」と囁き、二木が「胸キュンしました」と答えるなど、小気味の良いトークを繰り広げた。
球場内の売店では「ベリーたっぷりフレンチトースト」や「鶏肉とたっぷりパクチーのフォー」といった、女性にうれしい14種類の限定メニューが販売され、一部が試合開始前に完売するなど好評を博した。また、了德寺大学マッチデーが同時開催されたため、ファーストピッチセレモニーでは今夏の世界柔道選手権で日本代表に選ばれた角田夏実、志々目愛(いずれも了德寺学園柔道部所属)が登場した。
そして、他のパ・リーグ球場でも大好評だった資生堂ジャパン株式会社監修による「勝利の女神メイク」が体験できる「INTEGRATE BOOTH」が大盛況。千葉ロッテオリジナルのマリーンズメーキャップは、アイライナーで左目の目尻に「M」を描く華やかなメイクで、角田と志々目も開場前に体験した。このメイクは資生堂の女性スタッフに施してもらうか、セルフで施すかは自由に選択できる。
マリーンズメーキャップを体験した女性は抽選で豪華賞品が当たるガラガラを回すことができ、佐々木のサイン色紙をゲットした女性は、「普段はしないようなメイクを友人と一緒にできるので、楽しいイベントだと思います」と笑顔だった。ここでしか手に入らないTシャツを着て、非日常を演出するメイクで青空の下、野球観戦を楽しむ。「インスタ映え」するテーマパークやフェスティバルに参加する感覚で訪れても、球場はその期待を決して裏切らないだろうことを確信させてくれるようなひとコマだった。