守備の名手アレナドが打席で爆発、3イニング連続弾含む5安打7打点の活躍
守備の名手アレナドが打席で爆発、3イニング連続弾含む5安打7打点の活躍
守備範囲の広さと強肩で知られるロッキーズのノーラン・アレナド三塁手が、19日(日本時間20日)に本拠地で行われたパドレス戦で3イニング連続ホームランを放った。打棒が火を噴いたこの日は5打数7打点の大活躍で、チームの大勝に大きく貢献した。
ゴールドグラブ賞を4度受賞、今季も含めオールスターには3度選出された守備の名手が、打席で魅せた。初回無死一、二塁で迎えた第1打席に中前打を放ち、先制点を演出すると、後続の犠飛で自らも生還。さらに、2回2死一、二塁の第2打席にもセンターへタイムリーを運んだ。
圧巻ショーが始まったのは、4回の第3打席からだった。先頭で打席に立つと、フルカウントから6球目を左翼席深くへ飛び込む19号ソロとすると、同じく先頭で打席に立った5回の第4打席も、フルカウントからの6球目を右中間に位置する味方ブルペンに飛び込む20号ソロ弾とした。さらには、6回2死一、三塁で迎えた第5打席には、初球をフルスイングすると打球は左翼席に突き刺さる21号3ランに。3イニング連続ホームランでロッキーズ打線を牽引した。
2015年は42本塁打&130打点、2016年は41本塁打&133打点と、2シーズン連続で本塁打王&打点王に輝いているアレナドだが、球団公式サイトによると1試合5安打は自身新記録で、7打点は自身最多タイ記録だったという。
さらに、記事によればアレナドの打撃には、一定のパターンが見られるという。アレナドは今季4試合先発から外れているが、先発しなかった次の試合では24打数14安打、打率.583、13打点と絶好調。休養日を取ることを好まないというアレナドだが、やはり適度な休みは必要なのかもしれない。