侍ジャパンU-12代表が初の世界一へ始動 仁志敏久監督「優勝が最大の目標」
28日から台湾でワールドカップ、4大会目で初の世界一へ
「第4回 WBSC U-12ワールドカップ」(7月28日開幕、台湾・台南市)に出場する侍ジャパンU-12代表の仁志敏久監督、徳永光希主将が22日、都内のホテルで記者会見を行った。仁志監督は「優勝することが最大の目標」と初の“世界一”に意欲を見せた。
過去3大会は5位、3位、そして仁志監督が初めて指揮した前回大会は6位。海外チームと体格差も大きい年代で、頂点には手が届いていない。しかし、昨年12月に中国・広東省で開催された「第9回 BFA U-12アジア選手権」では、無傷の5連勝で大会初制覇。確実に進歩している。
今大会も、指揮官は「ミスのない確率のいい戦略。盗塁、バントなどを決められるチームならゲームは有利に進められる」と日本の野球を貫く構え。さらに、「将来につながるいい思い出になってくれれば」と選手の成長にも期待を寄せる。
徳永主将は「キャプテンとして恥のない行動をして大会に臨みたい」と意気込んだ。世界一を目指す侍ジャパンU-12代表は、この日から大会直前合宿をスタートさせた。
(Full-Count編集部)