“無援護”も「気にしない」 ダルビッシュ、冗談交じりに「自分が打ちますか」

レイズ戦に登板したレンジャーズ・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】
レイズ戦に登板したレンジャーズ・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

8回3失点も白星ならず、ダルビッシュ先発で「味方打線の援護が1点以下は38試合」

 レンジャーズのダルビッシュ有投手が21日(日本時間22日)、敵地レイズ戦で8回5安打12奪三振3失点の力投を見せたが、7勝目はならなかった。投手戦となった一戦で力強い投球を見せたものの、4回、6回、8回とソロ本塁打を被弾。1-3で迎えた9回に味方打線がようやく反撃し、秋信守の同点2ランで黒星は消えたが、右腕は6月12日(同13日)のアストロズ戦以来、約1か月半の間、白星から遠ざかっている。チームは延長10回の熱戦の末に4-3で競り勝ち、連敗を5でストップ。ダルビッシュが登板した試合での白星も7試合ぶりとなったが、エース右腕への“無援護”ぶりは現地でも話題となっている。

 この日、レンジャーズは初回にアンドラスのソロ弾で先制したものの、その後はスコアボードにゼロが並んだ。8回までわずか3安打。3被弾を許したダルビッシュに9敗目がつく寸前で、秋に2ランが飛び出し、何とか連敗ストップにつなげた。

 ダルビッシュはこの日、今季4度目の2桁奪三振をマーク。メジャー通算では32度目となり、野茂英雄氏の31度を抜いて日本人歴代単独1位となった。これを受け、レンジャーズのジョン・ブレーク広報部長は自身のツイッターで「球団史上2位。ノーラン・ライアンが34試合」と綴るなど、その力投を称える声も上がった。

地元メディアから“無援護”について質問も「気にしないようにするしか本当にない」

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