“無援護”も「気にしない」 ダルビッシュ、冗談交じりに「自分が打ちますか」

地元メディアから“無援護”について質問も「気にしないようにするしか本当にない」

 一方で、味方打線の援護が少ない状況に地元紙「ダラス・モーニングニュース」のエバン・グラント記者は自身のツイッターで「レンジャーズのキャリアでユウ・ダルビッシュは(今夜の試合までで)味方打線の援護が1点以下の試合が38試合」とのデータを紹介。ダルビッシュはここまでメジャーで121試合に先発登板している。さらに、右腕の黒星が消えた瞬間、「ダルビッシュはトミー・ジョン手術から復帰後、最低3点の援護をもらった試合で、無敗(12勝0敗)を継続している」と報告した。

 試合後にはダルビッシュ自身に対しても、援護が少ないことについての質問が地元メディアから飛んだ。すると、右腕は「まぁ、気にしないようにするしか本当にないので」と話した後に「自分が…打ちますかね」とニヤリ。冗談交じりのコメントを通訳が訳すと、米国人記者からも笑いが起きた。チームメートを信頼するエースは、自分がやるべきことを続けるしかないと理解している。

 この日の3被弾についても「ミラーとディッカーソンのやつはちゃんと捉えられていたと思いますし、両方とも極端なローボールヒッターなので、あれは打って当たり前かなとも思います」と言い訳は一切せず。トレードの噂で周囲は騒がしくなっているが、自分に厳しい右腕は先発投手として着実に結果を残している。

(Full-Count編集部)

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