4連投→4連投→5連投の継投…一戦必勝の中、登板数かさむソフトB救援陣

頼れるリリーフ陣も…終盤戦に諸刃の剣とならないか

 22日の試合後、工藤監督は「勝てる試合の時に勝っていかないといけない。我々は下にいるチームだから。リリーフ陣には申し訳ないけど、勝っていかないといけないから。岩嵜、森はかなりの試合数放っているけど、ここから大事なところになっていく。しっかり手入れとかはコーチにも考えてもらって、今後はしっかり休める日を作れるように考えていかないといけないと思います」と、リリーフ陣が登板過多となっていることを認めつつも、目の前の1勝を掴むために、やむを得ないとした。

 首位の楽天とデッドヒートを繰り広げており、楽天もなかなか負けない。その差を引き離されないために、負けられない戦いを強いられている。接戦が多く、どうしても、勝利の方程式に頼らざるを得ない現状もあるが、このまま行けば、軒並み70試合登板越えとなる。

 勝負ところの8、9月を前に、鉄壁のリリーフ陣に陰りが出ないか。一戦必勝の態勢で投手陣を送り込んでいるソフトバンク。どの球団よりも、頼れるリリーフ陣だが、それが終盤戦に諸刃の剣とならないか、気がかりだ。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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