「給料通りの働きを―」辛辣NYメディア、田中将大とチャプマンに奮起を促す

ヤンキースに必要なのは「タナカとチャプマンには給料通りに投げてもらうこと」

「ヤンキースは彼の先発した20試合で11敗している。昨年、彼が14勝4敗でフィニッシュした際、ヤンキースは(田中が登板した31試合で)23勝8敗だった。信じられない振り幅だ」

 記事では、田中の先発試合でチームの勝率は今季5割を切っているというデータを提示。その原因の1つに、メジャー最多タイの26本塁打を浴びているという事実もあるとしている。エース右腕は今季終了時点で契約を破棄し、フリーエージェントになれる「オプトアウト」の権利を有しているが、「ヤンキースは彼を救い出している。彼の登板した6試合で6得点以上を記録しているが、タナカは依然としてその中の1試合で1敗している。残り3年を残したところで、彼の1億5500万ドル(約167億円)の年俸をオプトアウトできないことは完全に明らかだ」と断定的に報じている。

 一方で、守護神のチャプマンは今季5年8600万ドル(約95億8000万円)の大型契約を結んだが、2勝1敗11セーブ、防御率は3.51と苦戦。不安定な投球が続いており、こちらも契約ほどの働きではないという。

 記事では最後に、ヤンキースに必要なこととして、「タナカとチャプマンには給料通りに投げてもらうことだ」と指摘。チームのプレーオフ進出に貢献するように強く求めている。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY