青木宣親の去就に影響与える23歳外野手の存在、カギ握るチーム補強プラン
トレードに踏み切るなら交換要員は23歳新人フィッシャーか
7月31日のトレード期限が迫る中、アストロズの補強戦略が青木宣親外野手に影響を及ぼす可能性が出ている。複数の米メディアの報道によると、ア・リーグ西地区首位を独走するアストロズはトレードで先発投手か、抑え経験のある有力リリーバーの補強を狙っているという。その中で交換要員に名前が挙がっているのが、23歳プロスペクトのデレク・フィッシャー外野手だ。
フィッシャーは今年6月にデビューした右投げ左打ちの外野手。6月14日に昇格後、5試合で2本塁打を放った後、再びマイナーに降格した。この間、3Aでは打率.276、5本塁打と結果を残し、25日のフィリーズ戦から再昇格した。長打力があって中堅も守れ、走力もある逸材。3Aでは今季84試合に出場し、打率.318、21本塁打、16盗塁とレベルの違いを見せつけている。昇格した25日に即スタメン起用されたように首脳陣の期待も大きい。ちなみに、フィッシャーは球団別プロスペクトランキングで4位となっている。
FOXスポーツの名物コラムニスト、ケン・ローゼンタール記者は「フィッシャーが7月末までにトレードで放出されなければ、8月以降に左翼の定位置をとるだろう」と分析。チームは後半戦の起爆材として起用する考えがあるようだ。