「レ軍で最後」の声も…去就注目のダルビッシュ炎上、地元紙はどう伝えたか

降板するレンジャーズ・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】
降板するレンジャーズ・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

日本人投手ワーストの10失点に「キャリア最悪のパフォーマンス」

 レンジャーズのダルビッシュ有投手は26日(日本時間27日)、本拠地でのマーリンズ戦に先発し、3回2/3で9安打を浴びて自己ワーストの10失点(自責10)で降板した。自身5連敗で9敗目(6勝)。チームは10-22で大敗した。7月末のトレード期限が迫る中、去就に大きな注目が集まっているエース右腕のKO劇について、地元メディアも大きく取り上げた。

 ダルビッシュは初回先頭のゴードンに先頭打者弾を浴び、1死後にはイエリッチにも被弾。さらに、4回には先頭のオズナの二塁打、リアルミュートの安打で無死一、三塁とされると、イチローに右中間への適時二塁打を浴びて失点。その後も立て直せず、1-6の2死満塁からオズナに走者一掃の三塁打を浴びて降板となった。

 2番手ジェフレスがリアルミュートに2ランを浴び、ダルビッシュの失点は「10」に。1試合で自責10は、メジャーリーグでの日本人投手史上ワーストとなった。

 7月31日のトレード期限を前に、ダルビッシュの去就は大きな注目を浴びている。ドジャース、カブス、ヤンキース、アストロズに加え、ナショナルズ、ブルワーズなど今季の地区優勝、ワールドシリーズ制覇を狙う球団が興味を示していると報じられており、この日のマウンドにも注目が集まった。しかし、7月最後の登板はまさかの大炎上。地元紙「スターテレグラム」は「ユウ・ダルビッシュはレンジャーズで最後となる可能性がある登板でキャリア最悪のパフォーマンス」と伝えた。

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