西武、9回逆転で7連勝! ロッテ30勝到達お預け&エース涌井にアクシデント
西武が最終回に金子侑、源田の犠飛で逆転に成功
西武が28日のロッテ戦(ZOZOマリン)で9回に逆転に成功し、連勝を7に伸ばした。1点ビハインドの最終回に無死満塁のチャンスを作ると金子侑、源田の犠飛で5-4と試合をひっくり返した。競り負けたロッテは土壇場で30勝到達を逃した。
西武は初回1死から源田が右前安打で出塁すると、浅村が右翼ポール際へと飛び込む11号2ランを放って先制。その後、先発の野上が3回に2失点、5回にも1死一、二塁で加藤に右越えの2点適時三塁打を浴びて逆転を許したが、勝負強く9回に再逆転に成功した。
ロッテはエースの涌井が7回先頭の栗山に初球を投げたところで右太もも裏に異変を訴えて緊急降板。また、9回無死一、二塁のピンチでは、岡田の送りバントに大嶺翔が三塁へ送球し、三塁塁審が一度はアウトのジェスチャーを見せたが、三塁・中村の足がベースを踏んでいないと見ると、すぐさまセーフの判定へと切り替える場面もあった。この場面ではロッテ・伊東勤監督がベンチから飛び出して抗議したが、判定は覆らず(記録は三塁・中村の失策)、逆転負けへとつながった。ロッテは12球団で唯一到達していない30勝目前で競り負けた。
(Full-Count編集部)