田中将大が圧巻の奪三振ショー NY紙大絶賛「惑星最高」「まばゆい投球」
8回1失点、MLB自己最多14Kで8勝目、ヤンキースは首位浮上
28日(日本時間29日)の本拠地レイズ戦で8回1失点、自己最多の14三振を奪う好投を見せたヤンキースの田中将大投手に現地メディアからは称賛の声が相次いだ。
この日は先頭から5者連続三振、6回2死まで17者連続でアウトに仕留める圧巻の内容。6回にエチャバリアに初ヒット、7回にメッツから加入したばかりのデューダにソロ弾を許したが、この2安打1失点に抑え、チームの6-1の勝利に貢献した。田中は8回14奪三振で8勝目。これで5連勝となったヤンキースはレッドソックスからア・リーグ東地区首位の座を奪還した。
試合後、ニューヨークメディアはこぞってその投球を称賛。「ニューヨーク・ポスト」紙の電子版は「マサヒロ・タナカがお手上げの投球、ヤンキースが1位に躍り出る」との見出しで速報し、「惑星最高のハーラー(投手)のようだった」「まばゆいパフォーマンス」と絶賛。米紙「デイリー・ニューズ」電子版も「マサヒロ・タナカがほぼ完璧な投球、キャリアハイの14奪三振でヤンキースはレイズに勝利」との見出しで「完全に支配的」と称えた。
また「NJ.com」も「マサヒロ・タナカが卓越した投球、ヤンキースがレイズ粉砕」と速報。「全てが機能していた――その速球、スライダー、そして代名詞のスプリットも」とレポート。MLB公式サイトもヘッドラインで「タナカがレイズ戦で珠玉の14奪三振で先頭から17者連続斬り」と伝えた。
田中は5月26日のアスレチックス戦で自己最多の13奪三振をマークしていたが、この日はそれを上回り、今季3度目の2桁奪三振を記録。21登板で8勝9敗、防御率5.09となっている。
(Full-Count編集部)