8連勝の西武・辻監督、2戦連続犠飛の源田に「快感をかんじているのでは」
ロッテ先発の二木に苦しむも、6回に2番手松永を捉える
西武は29日の敵地ロッテ戦に6-1で勝ち、4年ぶりの8連勝で貯金を14に増やした。
3回源田が先制タイムリーを打つも、ロッテの先発二木に苦しめられて6回まで1-0と1点を争う投手戦。「(二木は)まっすぐとフォークがいいんでね。でも、あれだけフォークを投げたらおかしくなる」と、辻監督は、7回先頭山川から岡田、金子侑と、二木が得た3四球をポイントに挙げた。
1死満塁となり、先頭秋山の打席でロッテは左腕松永に継投。だが「秋山は二木に全くあっていなかった。替えてもらってよかったんじゃないか」と辻監督が言う通り、秋山は松永の初球スライダーを捉えて、2点目の右前タイムリー。続く源田も中犠飛で3点目を挙げ、勝負を決定づけた。
「(前夜も中犠飛の源田は)犠飛に快感を感じているのではないか。犠牲フライって、簡単なものじゃない。永遠のテーマ。(6回)無死二塁で浅村の進塁打といい、そういう意識の中で野球をやってくれるのが嬉しい」と、辻監督はチームの底力のアップを実感していた。
(細野能功 / Yoshinori Hosono)