U-12W杯、侍ジャパンの第3戦チャイニーズ・タイペイ戦は台風で中止に
予備日の8月2日に先延ばし、仁志監督「投手の使い方が難しくなる」
台湾・台南市で開催されている「第4回 WBSC U-12ワールドカップ」は30日、3日目が行われたが、この日夜に予定されていた侍ジャパンU-12代表と開催国チャイニーズ・タイペイとの一戦は荒天のため、中止となった。
この日の夜にかけて、台風10号が大会が開催されている台湾・台南市付近を直撃。夕方までに行われた5試合は行われたものの、日本対チャイニーズ・タイペイ戦の試合開始2時間ほど前から風雨が強まり、雨天中止となった。この試合は予備日として設定されていた8月2日に行われることとなった。
オープニングラウンドで最大の敵と目されたチャイニーズ・タイペイとの一戦は先延ばしとなり、仁志敏久監督は「キツイと言えば、キツイですね。勝ち上がってスーパーラウンドに行くと、すぐ(タイペイ戦の)翌日から試合になるので、投手の使い方が難しくなる。ただ、とりあえずオープニングラウンドを上位で通過出来るように、と思っています」と語った。
侍ジャパンU-12代表は31日に南アフリカと対戦。仕切り直しとなったチャイニーズ・タイペイ戦に向けて、チームの状態を上向かせたいところだ。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)