ロッテ4連敗で借金32 反攻へ、伊東監督「入れ替えをやっていくしか…」

ロッテ・伊東勤監督【写真:編集部】
ロッテ・伊東勤監督【写真:編集部】

巻き返しのポイントに「外国人の爆発」をあげるも…

 ロッテは30日の西武戦で3-7で敗れて4連敗。借金も32にふくらんだ。

 昨年は3戦全敗、今季も全く打てずゼロ行進が続いて2敗を喫していた天敵ウルフに、0-1の2回にサントスが同点アーチ。しかし、3回に頼みの石川が2四球に5長短打をからめられ、打者10人の猛攻で6点を失った。

「見ての通り。半分は自滅の形。(石川は)細かいコントロールが今一つで、四球でリズムを壊した。あの回で終わった」と伊東監督。3回先頭の9番田村から3連打も、鈴木、パラデス、福浦のクリーンアップが凡退で1点どまりだった攻撃が今のチーム状況を象徴している。

「外国人が爆発してもらうこと」を反攻のポイントにあげる伊東監督だが、ペーニャをスタメンから外して4番に入れたパラデスは、この日も無安打で球宴明け9試合ノーヒットが続いている。指揮官は「打つべき人の調子が悪い。入れ替えをやっていくしか」と31日の入れ替えを示唆した。ファームに落ちているダフィーや清田らが候補と見られる。

 5位の日本ハムもソフトバンクに敗れ、ゲーム差は3と変わらなかったが「ひとつでも上にいきたい」と指揮官は反撃体制の構築へ向けて必死だった。

(細野能功 / Yoshinori Hosono)

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