台風10号、若き侍ジャパンにも影響 U-12W杯の試合が2日連続で中止に
台湾で開催中のU-12W杯、31日の南アフリカ戦が雨天中止、今後は過密日程に
台湾・台南市で行われている「第4回 WBSC U-12ワールドカップ」は大会4日目の31日、台風10号の影響で前日夜から降り続いた雨のため、ナイトゲームのチャイニーズ・タイペイ-チェコ戦(試合開催可否はまだ未定)を除き、雨天中止となった。
侍ジャパンU-12代表は午後2時(日本時間午後3時)から南アフリカ戦を戦う予定だったが、30日のチャイニーズ・タイペイ戦に続き、2日連続で雨で試合を流すことになった。
30日に予定されていたチャイニーズ・タイペイ戦の試合開始2時間ほど前から風雨が強まり出した台南市内。台風10号が台南市付近を通過し、30日夜から31日未明にかけては強い雨に見舞われた。一夜明けた31日も雨は降り続き、試合が行われる予定だった台南市立野球場のグラウンドは内野に水たまりが出来る状態となっており、この日は早々と中止が決定した。
これにより、侍ジャパンU-12代表は、過酷なスケジュールを課されることになった。この日中止になった南アフリカ戦は予備日として設定されていた8月2日の午後2時(日本時間午後3時)より、台南市立野球場で行われることに決まった。前日に中止となったチャイニーズ・タイペイ戦も同じ2日に組み込まれる。開催国との対戦のため、ナイトゲームとなる見込みだ。
翌日からスーパーラウンドが始まるにも関わらず、ダブルヘッダーを戦うというタイトなスケジュールに直面する侍ジャパンU-12代表。悲願の世界一に向けて、厳しい状況に直面した。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)