日ハムSCO稲葉篤紀氏が侍ジャパン監督に就任「感謝の言葉しかありません」
引き続き北海道における「Sports Community」づくりを推進
日本ハムは31日、稲葉篤紀スポーツ・コミュニティ・オフィサー(SCO)が野球日本代表「侍ジャパン」トップチームの監督に就任したと発表した。
1995年にヤクルト入りした稲葉氏は、2005年に日本ハムへ移籍。2014年に引退するまで10シーズンを北海道でプレーした。現役中は2008年北京五輪、2009年第2回WBC、2013年第3回WBCで代表入り。引退後は2013年から今年の第4回WBCまで侍ジャパンの打撃コーチとして小久保裕紀前監督を支えた。
日本ハムによると、侍ジャパン監督就任後も引き続きSCOとして北海道における「Sports Community」づくりを推進していくほか、2018年以降も専属マネジメント契約を結ぶ予定だという。
稲葉新監督は球団を通じて「2020年東京五輪では国を挙げての戦いになり、野球が五輪競技に復活する重要な大会になります。そうした中、私が代表チームを率いる監督を務めさせていただくということで、感謝の言葉しかありません。国際大会を戦う上でどういう野球スタイル、戦い方をしていくべきか今考えている最中ですが、一番大事にしているのはチームの和、結束力です。国を背負い、日本のために戦ってくれる選手をはじめ、ファンの皆様、関係者の方々と強く結束し、アンダー世代や女子野球などとも同じユニフォームを着用して、日本のトップチーム、侍ジャパンの誇りを胸にこれからしっかり戦ってまいります。8月3日で45歳になるまだまだ若輩者ではありますが、日本のために侍ジャパントップチームの監督としてしっかり務めさせていただきます」とコメントし、意気込みを語った。
(Full-Count編集部)