地区首位独走3チームで主力が怪我、戦力への影響度を米メディアが検証
アストロズは左腕カイケルは首負傷から復帰も、コレアが左親指手術
ア西地区で首位をひた走るアストロズは、若きスター遊撃手コレアが左親指の靱帯を痛めて手術に踏み切った。復帰までに8週間が予定されているが、今季同様の怪我で離脱したトラウト(エンゼルス)は6週間で復帰している。手術方法が異なるため、2人を単純比較することはできないが、9月には戦列復帰が期待できそうだ。唯一の心配は「パワーの低下」だという。スイングする際に親指にかかる負荷は大きく、復帰後すぐに負傷前の成績を求めることはできないかもしれない。
首の故障から復帰したカイケルは、2日(日本時間3日)レイズ戦で今季初黒星を喫した。神経の問題だけに「このまま症状が現れないままいられるかは最大の謎」としているが、現時点では問題はなさそうだ。
最後に登場するのは、レッドソックスのエース左腕プライスだ。チームはヤンキース、レイズと激しい首位争いを演じているが、プライスは左肘を負傷して今季2度目のDL入り。すでにキャッチボールを再開させたことは「いい知らせ」としているが、症状が再発可能性は捨てきれず、チームはプレーオフに向けての「不安材料」と見られている。
いずれの選手もチームにとって欠かせない重要戦力。復帰時期が早いに越したことはないが、復帰を焦って怪我を再発させたら意味はない。プレーオフ進出が確実視されるチームが大半だが、プレーオフでどこまで勝ち上がれるかには、各選手の状況は少なからず影響を与えそうだ。
(Full-Count編集部)