ダルビッシュ、強烈ライナー好捕に敵地どよめき 米紙「物凄いキャッチ」

ピンチを切り抜けるファインプレーを見せたドジャース・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】
ピンチを切り抜けるファインプレーを見せたドジャース・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

初回にピンチ切り抜けるファインプレー、新天地デビューで見せた美技が話題に

 4日(日本時間5日)の敵地メッツ戦で7回3安打無失点、10奪三振の圧巻デビューを果たしたドジャース・ダルビッシュ有投手。力強いストレートや効果的なカーブなど際立った投球を披露する中で、初回に見せたファインプレーが現地で話題となっている。

 右腕の好守が飛び出したのは同点危機の場面だった。1点リードで迎えた初回、先頭のコンフォートに右前安打、1死後ブルースに四球を与えて、一、二塁とすると、4番セスペデスを左飛に打ち取り、2死一、三塁に。直後、ダルビッシュは5番グランダーソンに強烈なセンター返しを浴びた。

 このピンチを救ったのはダルビッシュ本人だった。打球が頭上を越えようかという瞬間に素早い反応を見せ、左手のグラブを素早く突き上げて打球を好捕。グラブの先の方にボールを収めると、敵地からもどよめきと歓声が沸き起こった。

 この好プレーは現地でも話題に。ダルビッシュが7月まで在籍したレンジャーズの地元紙「ダラス・モーニング・ニュース」電子版は「元レンジャーズのユウ・ダルビッシュがドジャースとしての最初のイニングで物凄いキャッチ」との見出しでレポート。米メディア「ファンラグ・スポーツ」も「ユウ・ダルビッシュがライナーをつかみ、ドジャースの最初のイニングを無失点で切り抜ける」と伝えた。

 これがタイムリーとなっていれば、その後の試合展開に影響を与えた可能性もある。自身の守備で失点を免れた右腕は2回以降、安定した投球を見せ、見事、7勝目を手にした。

(Full-Count編集部)

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