ダルビッシュのデビュー戦は「監督のハグに値する」 女房役はコンビに好感触

女房役はタッグに手応え、守護神は大歓迎「みんな興奮していたよ」

 記事では「ダルビッシュのパフォーマンスの後、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は明らかに喜びに満ちていた」と描写。指揮官は記事の中で「序盤、いくつかタフな打席があった」としつつも、「最終的に、ユウはファストボールで切り抜けた」、「非常に計画的で整然としていた」と称賛している。

 また女房役を務めたグランダルも「以前はストライクをあまり取られなかった球が数球あった。彼の顔が明るくなったのが分かるだろう」と振り返り、「彼がもっとここで投げれば、より一層あのような判定を目にすることになるだろう」と右腕とのコンビに手応えを口にした。

 さらに守護神ジャンセンもダルビッシュの加入について「みんな興奮していたよ」と語っており、「僕たちの目標はワールドシリーズ優勝だ。だから彼が来て、彼の投球を見れるのが僕たちは嬉しいんだよ」と歓迎ムードを漂わせている。

 この日の試合中、レンジャーズの地元紙「ダラス・モーニング・ニュース」のエバン・グラント記者は自身のツイッターで「ダルビッシュはトミー・ジョン手術後、マウンドで少なくとも3点の援護を受けた試合では13勝0敗だ」とレポート。そのデータ通り、6点の援護を受けたこの日はきっちりと白星を手にし、早速、周囲からの信頼を勝ち取った。

 77勝32敗でメジャー最高勝率.706を誇るチームで上々のデビューを飾った右腕。ここからどれほどの白星を積み重ねるのか。ここまで23登板で7勝9敗、144投球回で158奪三振、防御率3.81。今夏のトレード市場の目玉とされた右腕にはワールドシリーズ制覇請負人として大きな期待が寄せられている。

(Full-Count編集部)

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