夏の甲子園が開幕、滝川西・堀田主将「全国の高校球児の思いを胸に…」

選手宣誓「最後まで諦めずプレーすることを誓います」

 第99回全国高等学校野球選手権大会の開会式が8日、阪神甲子園球場で行われた。台風5号の影響で開幕が1日遅れたが、曇り空の下、47都道府県の代表49校の選手が一堂に会した。球児たちは「じぶん史上、最高の夏」のキャッチフレーズを胸に、8月22日に行われる決勝戦まで、全国3839校の頂点をかけた熱戦を繰り広げる。

 選手宣誓をしたのは、滝川西(北北海道)の堀田将人主将。4日の組み合わせ抽選会で18人の立候補者の中で当たりくじを引き当てた。堀田主将は「私たちは今、甲子園球場に立てていることを誇りに思います。ここまで厳しい試練や困難がありました。それを乗り越えられたのは、仲間、家族、監督、そして応援して下さる多くの方の支えがあったからです。幼い頃から真っ白なユニフォームが真っ黒になるまで練習し、真っ白のボールを真っ暗になるまで追いかけてきた、全国の高校球児の思いを胸に最後まで諦めずプレーすることを誓います」と高らかに宣言した。

 大会第1日は、第1試合(10:30)の彦根東(滋賀)VS波佐見(長崎)、第2試合(13:00)の済美(愛媛)VS東筑(福岡)、第3試合(15:30)の藤枝明誠(静岡)VS津田学園(三重)が行われる(試合開始時刻はいずれも予定)。

(Full-Count編集部)

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